ブレーズ・パスカル
詳細情報
- 生年
- 没年
- 代表的な業績
- パスカリーヌ、確率論の基礎、『パンセ』
- 国籍
- フランス
父の徴税の計算を楽にするため19歳で計算機を作り、その後の人生を確率論と宗教的な懐疑に費やした人物。
父エティエンヌはノルマンディーで徴税官を務め、リーヴル・ソル・ドゥニエという12進・20進の通貨を手で合計していた。桁ごとに別の技が要る通貨である。息子は1642〜1645年にまさにそれを自動化するパスカリーヌを作り、歯車比は10進ではなくこの通貨に合わせて刻まれた。約20台が製作された。歯車が一方向にしか回らないため、引き算は9の補数で行った。
機械以外の業績も大きい。1654年のフェルマーとの往復書簡は確率論の出発点となり、ほかに気圧計の実験、『プロヴァンシアル』、賭けで知られる『パンセ』がある。プログラミング言語のPascal(1970年)とSI圧力単位のパスカルにも名が残る。機械自体は商業的には失敗だった。恩恵を受けるはずの事務所には高すぎ、繊細すぎて、発明者本人が事実上唯一の保守要員だった。