サンプルレート変換
音声をあるサンプルレートから別のレートへ計算し直すこと。理屈の上では単純だが、実際には耳に聞こえる劣化の古典的な原因である。
44.1kHzから48kHzへの変換比は160:147で、サンプルを間引いたり複製したりするだけでは済まない。原理は、元の値の間に新しい値を補間し、新しいナイキスト周波数より上をローパスで除去することだ。除かないとエイリアシングとして折り返してくる。理想のフィルターは無限長のsinc関数で、実際のコンバーターの違いは、その何割を計算に回せるかでほぼ決まる。
安価なコンバーターはエイリアシング成分を残し、高域を鈍らせる。何年ものあいだ、OSのミキサーでまさにそれを測定できた。libsamplerateやSoXのようなライブラリが、高品質を無料にした。同じ仕組みはオーバーサンプリングの内部にもあり、サンプルの間に隠れたピークを見つけるためにリサンプリングするトゥルーピークメーターの中にもある。