Roland GS
1991年にRolandが発表したGeneral MIDIの拡張規格。音色バンク、ドラムキット、制御可能なエフェクトを追加した。
General MIDIが約束したのは128音色くらいで、それ以上はなかった。Rolandはそれ以上のものを売りたくなり、音源モジュールSound Canvas SC-55とともにGSを投入した。GSはバンクセレクトで各基本音色のバリエーションにアクセスし、ドラムキットを追加定義し、チャンネルごとのリバーブ/コーラスセンドを通常のコントローラで操作可能にした。フィルタやエンベロープの詳細な編集にはNRPNとSysExを使う。
1990年代前半にSC-55がPCゲームの事実上の標準音源となったため、膨大なゲーム音楽がその音色を前提に作られた。Windows付属のソフトウェアシンセも今なおRolandの音色セットを使っており、普通のPCでMIDIファイルを鳴らすと1993年の音がするのはそのせいである。