IT用語集 › ハードウェア › 再構成フィルター

再構成フィルター

ハードウェア Svenska → 更新: 2026-10-28

DACの後段にあるローパスフィルター。ナイキスト周波数より上のイメージを除去し、サンプルを滑らかな波形に戻す。

DACの出力は階段状で、その段差にはサンプリング周波数の整数倍を中心にした音声スペクトルのコピーが乗っている。標本化定理は元の信号を完全に復元できると保証するが、それはサンプリング周波数の半分より上をすべて除去した場合に限る。それが再構成フィルターの仕事で、録音側のアンチエイリアシングフィルターの鏡像にあたる。

1982年の初代CDプレーヤーは、20〜22 kHzの間で急峻なアナログフィルターを必要とし、高価な上に高域の位相をねじ曲げた。フィリップスは当初から4倍オーバーサンプリングで大半のフィルタリングをデジタルで行い、アナログ段は緩やかにする道を選び、これが標準になった。オーディオ愛好家向けの「ノンオーバーサンプリング」DACは、いくらかのイメージが聞こえる方を好むという意思表示に等しい。

← 用語集に戻る