ピーター・シップリー(Peter Shipley)
サンフランシスコのベイエリアのセキュリティ研究者。ウォーダイアリングの手法を路上に持ち出し、ウォードライビングへと発展させた。
1990年代後半、シップリーはベイエリアの膨大な電話番号にコンピュータで次々と発信させた。典型的なウォーダイアリングで、ろくな防護もなく応答するモデムがどれほどあるかを調べたのである。答えは意外なほど多く、パスワード1つでは済まないはずのシステムも含まれていた。
2000年前後に無線LANが普及すると、彼は電話回線の代わりに車、ノートPC、アンテナ、GPS受信機を使った。2001年のDEF CONで発表した結果は、数千の802.11ネットワークの地図で、大半は暗号化なし、残りもWEPだった。ウォードライビングの命名者・自動化の功労者として語られることが多く、「オープンなWi-Fi」を便利さからセキュリティ問題へと変えた人物でもある。