WEP
Wi-Fi 最初の暗号化方式。有線ケーブル並みのプライバシーを約束したが、実際には抜けたケーブル並みだった。
Wired Equivalent Privacy は1997年に IEEE 802.11 とともに登場した。各パケットは RC4 で暗号化され、鍵は40ビットまたは104ビットの共有秘密の前に24ビットの初期化ベクトルを付けたものだった。IV は平文で送られ、24ビットではすぐ尽きる。混雑したネットワークでは数時間で重複し始める。完全性は CRC-32 に任されていたが、これは線形なため、攻撃者がパケットを書き換えても辻褄を合わせられる。
とどめは2001年の FMS攻撃で、受動的に傍受したトラフィックから鍵全体を復元できた。2007年には数万パケットと1分で足りるようになった。Wi-Fi Alliance は2003年に WPA で置き換え、2004年に正式に非推奨としたが、古い携帯端末や POS 端末は2010年代に入ってもしぶとく使い続けた。