PDOL
取引開始から1秒以内に、ICカードが「始める前に端末について知りたいこと」を申告するリスト。
Processing Options Data Object Listはタグ9F38に収められ、端末がカードのアプリケーションを選択した時点で返ってくる。CDOLと同じく、タグと長さが並んだものである。端末は値を埋め、GET PROCESSING OPTIONS(GPO)コマンドで送る。PDOLがなければ端末は空のテンプレートを送り、カードはそれで間に合わせる。
接触型カードではPDOLが短いか、存在しないことが多い。非接触では大きな役割を担う。Visaのカーネルは、端末の機能、金額、乱数をまさにここで読み取り、GPO応答の中で完成した暗号文を返すことさえできる。カードが電界内にいるのは数百ミリ秒にすぎないからだ。通常のカードはGPOにAIPとAFL、つまり「カードにできること」と「残りのデータの置き場所」で答える。