PPSE
非接触端末が最初に読み取る、カードが提供する決済アプリケーションの一覧(ディレクトリ)。
正式名称は Proximity Payment System Environment。端末は 2PAY.SYS.DDF01 という名前に対して SELECT コマンドを送り、カードは優先度付きのアプリケーション識別子(AID)の一覧を返す。端末はその一覧と自身が対応するAIDから一つを選び、対応するEMVカーネルに処理を引き渡す。
接触型カードには 1PAY.SYS.DDF01 という名のPSEが同様の役割を果たすが、そちらではディレクトリは任意で、端末はAIDを一つずつ試してもよい。無線ではそんな時間の余裕がないので、非接触では事実上PPSEが必須となる。モバイルウォレットが特定のネットワークだけを急に受け付けなくなったとき、最初に調べるべき場所でもある。