パベル・カーティス
LambdaMOOを始めたゼロックスPARCの研究者。のちに、その知見をオンライン会議の会社に結びつけた。
1990年、カーティスはスティーブン・ホワイトのMOOサーバーを引き継ぎ、ゼロックスPARCのマシン上で動くLambdaMOOへと育てた。彼のサーバーはほぼすべての他のMOOが使うコードとなり、世界そのものも初期ネットで最も詳しく研究された社会実験のひとつとなった。1992年の論文「Mudding: Social Phenomena in Text-Based Virtual Realities」は、テキストの世界を真剣な研究対象として扱った最初期の例である。
PARCでは、MOOのモデルに音声と映像を重ねる試みJupiterに進んだ。1996年にはその成果がウェブ会議の会社PlaceWareとして独立し、2003年にMicrosoftが買収してOffice Live Meetingと改名した。「こんにちは」とタイプしていた部屋から、四半期報告会のための企業向け製品までの道のりは、見かけより短い。