パレットスワップ
同じスプライトやタイルに別のカラールックアップテーブルを当てて、ほぼ無料で「新しい」絵を作る手法。
インデックスカラー方式のハードウェアでは、各ピクセルはRGB値ではなくパレット(CLUT)への番号を持つ。パレットを差し替えれば画像全体が一瞬で色変わりする。貴重なROM容量を使わずに、2体目の敵(緑のクリボーと赤のノコノコ)や「夜」のステージ、2P側の衣装を用意するための定番の手だった。『ストリートファイター』のカラー違いのキャラクターもパレットスワップである。
同じ仕組みで、テーブル内の色を循環させるパレットアニメーションも可能になる。ピクセルは動かさないまま水面がきらめき、炎が揺らめく。CPU負荷はゼロだ。一方、色違いの使い回しを強い敵として出す「パレット違いのボス」は、長年おなじみの笑い話になっている。