pacs.004
すでに決済された支払が入金できなかった場合に、資金を送り返すためのISO 20022メッセージ。
PaymentReturnは、受取側の銀行が資金を受け取ったものの、入金できない、あるいはしてはならない場合に使われる。口座が解約されている(AC04)、存在しない(AC01)、凍結されているといったケースだ。返戻は元の支払を参照し、理由コードを伴うので、送金元の銀行は、見知らぬ相手からの新規入金として処理するのではなく、自動的に突合できる。
SEPAは例外処理をR-transactionに分類している。決済前の拒否(リジェクト)、決済後の返戻(リターン)、送金者が考え直したときのリコールである。返戻と、リコールへの肯定的な回答はどちらもpacs.004なので、同じメッセージが「口座番号が違う」と「誤って送った資金はお返しします」の両方を意味しうる。両者を区別できるのは理由コードだけだ。