オクルーダー
他のジオメトリを隠すジオメトリのこと。背後にあって見えないものの描画を省くために使われる。
視錐台カリングはカメラの外にあるものを捨てるが、部屋を隠している壁までは捨ててくれない。それを行うのがオクルージョンカリングで、その鍵がオクルーダーである。建物の壁や山のような密で視界を遮る物体を先に描画またはラスタライズし、その影に完全に入るものを調べる。背後にあるものは描かずに済む。
オクルーダーは慎重に選ばれる。効果があるのは大きく中身の詰まった面だけで、多くのエンジンでは、アーティストが手作業で指定したり、見た目のメッシュとは別に簡略化した「オクルーダー用ジオメトリ」を用意したりする。手法はCPU上のソフトウェアラスタライズから、ハードウェアのオクルージョンクエリ、階層Zバッファまで幅広い。アンチポータル(何を通すかではなく、何を隠すかで定義される面)とは親戚筋の発想である。