OAM(Object Attribute Memory)
ビデオチップがスプライトの属性(位置、タイル番号、色)をスプライト1枚につき1行ずつ保持する、小さなメモリ領域。
1983年のファミコンのPPUはOAMに256バイトを割り当てた。64枚のスプライトが各4バイトで、Y座標、パターン番号、属性(パレット、反転、優先度)、X座標からなる。OAMは垂直ブランキング中にしか安全に触れないため、CPUが1バイトずつ書くことはまれで、DMA($4014)でページごと一括コピーするのが普通だった。同じ発想はゲームボーイ、スーパーファミコン、ゲームボーイアドバンスにも引き継がれ、スプライト数と属性ビットが増えた。先頭のスプライト0は特別で、背景との衝突がファミコンのコードにとって唯一のフレーム途中のタイミング信号だった。