Newmanry(ニューマンリー)
詳細情報
- 所有者
- 政府暗号学校、ブレッチリー・パーク
- 年
- 1942–1945
- 種別
- 暗号解読機械の部署
- 創設者
- マックス・ニューマン
人ではなく機械でローレンツ暗号を破るよう命じられ、結果として世界初の電子計算機室を築いたブレッチリー・パークの部署。
1942年12月、マックス・ニューマンが上層部を説得して発足した。ビル・タットの統計的手法は正しいが、手作業では不可能だというのが理由だった。二つの文字列を、あらゆる相対位置で突き合わせて一致を数える必要があったのである。最初に1943年に登場したのがヒース・ロビンソンで、二本の紙テープを並列に読み取ったが、動くのと同じくらい故障もした。続いて1944年2月から稼働した Colossus は、一方のテープを電子回路に置き換えたものだ。
終戦までに約十台の Colossus と二百人ほどの要員を擁し、その大半は交代制で機械を操作する Wrens(英国海軍女性部隊)の女性たちだった。姉妹部署のTesteryとの分業は厳格で、Newmanry が機械でホイール設定を見つけ、残りを Testery が手作業で破った。ニューマンはこの経験を携えて1945年にマンチェスターへ移り、計算機械の研究所を設立して、旧知のチューリングを招いた。