IT用語集 › プログラミング › _NET_WORKAREA

_NET_WORKAREA

プログラミング Svenska → 更新: 2026-10-22

パネルに覆われていない画面領域をデスクトップごとに x、y、幅、高さで示すルートウィンドウのプロパティ。パネルのstrutからウィンドウマネージャが算出する。

パネルは _NET_WM_STRUT で自分が取る領域を宣言し、ウィンドウマネージャがそれを合算する。画面から全ての予約を引いた残りが作業領域で、デスクトップ順に4つの数値として公開される。他者が書き込むことはできない。読み手は多い。マネージャ自身の最大化と新規ウィンドウの配置、パネルに隠れない位置にアイコンを置く Nautilus や xfdesktop のようなデスクトップ用プログラム、そして WA: 0,27 1920x1053 のように印字する wmctrl -d である。GTKの gdk_monitor_get_workarea はX11でこれを読み、ダイアログやポップアップメニューを領域内に収める。デスクトップごとに持つのは、パネルが sticky かどうかで変わりうるからだが、実際にはほぼ全行が同一になる。

弱点は矩形であることだ。作業領域は一つの箱であり、モニタが2枚で左側の下端にパネルがあると、両方に正しい箱は存在しない。対処はマネージャごとに違う。下端全体からパネル分を引くものもあれば、全モニタの外枠を公開してモニタごとの計算は各自に任せるものもある。Mutter はモニタごとに一つの矩形を持つ _GTK_WORKAREAS_Dn を加え、GTKは存在すればこちらを優先する。ルートウィンドウに数値を置くEWMHのモデルが、画面を二つ持つ人々を見越していなかった一例である。

← 用語集に戻る