Monster(VMS)
1988年のマルチユーザー冒険ゲーム。プレイヤー自身が世界を作れた。同じ発想をTinyMUDが有名にする1年前のことである。
Rich Skrentaは、ノースウェスタン大学のVAX上でPascalによりMonsterを書いた。同じVMSシステム上で複数人が同時に遊ぶテキストアドベンチャーだが、Essex系のMUDの多くと決定的に違い、誰でもゲーム内から部屋、物、説明文を作れた。世界は攻略する完成品ではなく、中にいるあいだに育つ場所だった。
VMSに縛られて普及は限られ、1989年に登場したTinyMUDがユーザー作成世界の功績を持っていった。Skrentaは歴史にすでに名を残している。15歳で、家庭用コンピュータ向け初期のウイルスの一つElk Clonerを書き、のちにtinの土台となったニュースリーダーtassも書いた。