ミニコンピュータ
メインフレームとパーソナルコンピュータの中間の階級。部門で共有できるほど高価で、予約を取らずに使えるほど安かった。
ミニコンピュータは1960年代半ばに登場した。トランジスタ、のちに集積回路のおかげで、数百万ドルではなく数万ドルで実用的な機械が作れるようになったのだ。ラックに収まり、特別な冷房は要らず、使う人自身が運用した。市場を握ったのはPDPシリーズと、のちのVAXを出したDECで、Data General、Prime、ヒューレット・パッカード、Wangが競合だった。
Unixが書かれたのも、タイムシェアリングが日常になったのも、最初の部門向けデータベースが動いたのもミニコンの上である。マイクロプロセッサによってワークステーションやPCサーバのほうが安くなると、この階級は消え、言葉も一緒に消えた。ただしその位置づけは、ミッドレンジやIBM AS/400の系譜といった別の名前で生き残っている。