VAX
詳細情報
- 所有
- Digital Equipment Corporation
- 発表
- 1977年
- 種別
- 32ビット・ミニコンピュータ
- 前身
- PDP-11
DECの32ビット機。1980年代の大学の標準計算機であり、他の機種を測る物差しでもあった。
名称はVirtual Address eXtension(仮想アドレス拡張)の略で、PDP-11の後継として16ビットの壁を破り、各プログラムに広い仮想アドレス空間を与えた。1977年のVAX-11/780は広く普及したため基準機として使われ、「1 VAX」が1 MIPSと定義された。測定対象が何であれ、性能はVAX換算で語られた時期が長く続いた。
命令セットは多項式評価や文字列操作まで1命令で行えるほど豊富で、CISCの教科書的な例とされる。それが弱点にもなった。1980年代後半にはサンやMIPSのRISCワークステーションが価格でも性能でも上回り、DEC自身の回答であるAlphaは間に合わず、会社を救えなかった。