ベロシティ(MIDI)
鍵盤をどれだけ強く弾いたかを、鍵が動く速さとして測り、MIDIのノートオンに入れて送る一つの数値。
鍵盤は、各キーの下にある二つの接点を通過する時間差を測り、1〜127の値に変換する。この値はノート番号の後ろに付いてノートオンメッセージで運ばれる。意味づけは受け手しだいで、たいていは音量だが、フィルターのカットオフや、マルチサンプルのピアノでどの層を鳴らすかに使われることもある。ベロシティ0は特別扱いでノートオフを意味する。ランニングステータスでバイト数を節約する工夫だが、初めてMIDIパーサーを書く人がほぼ全員つまずく。
リリースベロシティも仕様にはあるものの、測定できる鍵盤はほとんどない。奏者や鍵盤ごとに感触が違うため、多くの楽器ではベロシティカーブを選べる。MIDI 2.0では分解能が16ビットに引き上げられた。