クリプトス(Kryptos)
CIA本部の屋外に置かれた銅製の彫刻。4つの暗号文が刻まれ、最後の1つは1990年から解かれていない。
作者のジム・サンボーンは1990年11月、バージニア州ラングレーでこの作品を公開した。最初の3つ(K1〜K3)は1999年にジム・ギロリーが公に解読したが、CIAとNSAの分析官は内部でそれ以前に解いていた。K1とK2は鍵語で並べ替えた文字表を使うヴィジュネル暗号、K3は転置式暗号で、わざと混ぜられたスペルミスが解読者を何年も悩ませた。
K4は97文字で、いまだ公的な解答がない。サンボーンは段階的にヒントを公開しており、BERLIN、CLOCK、NORTHEAST、EASTが平文中の既知の位置にある。世界中のアマチュアと諜報機関が彫刻4行ぶんの暗号を破れずにいるという事実は、頻度分析を無力にするのにどれほど少ない文章で足りるかをよく物語っている。