ジョン・マクリーン
詳細情報
- 所属
- 米国海軍研究所(NRL)
- 知られる業績
- System Z、Bell–LaPadulaへの批判
Bell–LaPadulaの安全性の証明が、まったく安全でないシステムでも満たされうることを示したNRLの研究者。
オレンジブックの背後にあるBell–LaPadulaモデルは、「基本セキュリティ定理」に立脚していた。安全な状態から始め、すべての遷移が規則に従えば、システムは安全なままだというものである。1980年代半ばにマクリーンが記述したSystem Zは、どんな要求が来ても全情報を最低レベルに引き下げ、誰にでも読めるようにする。それでも定理は成り立つ。しかしシステムはすべてを漏らす。
要点は、この定理が語っているのは安全性そのものより状態の定義の仕方だ、ということだった。デビッド・エリオット・ベルは、モデルがそれ以上を主張したことはないと反論し、議論は何年も続いた。この論争は、ラベルがどこに貼られているかではなく、ユーザーが何を推論できるかを問う、ノンインターフェランスのような情報フローモデルへと分野を押し進める一助となった。