IRCX
MSN ChatやExchangeで使われた、1998年のMicrosoftによるIRCの拡張。
Microsoftは、IRCに足りないと考えたものを継ぎ足した。オペレーターより上位のチャンネルオーナー、チャンネルやユーザーに付けられるプロパティ、アクセスリスト、Windows認証によるログインなどだ。仕様は1998年にIETFへドラフトとして提出されたが、標準にはならなかった。
実際にIRCXが使われたのは、MSN ChatとMicrosoft Exchange Chat Serviceの中だけだった。通常のIRCクライアントでも接続はできたが、使える機能は一部で、レドモンド外のircdの世界は追随しなかった。2003年にMSN Chatがほとんどの国で終了すると、最大の利用者層が消え、プロトコルもそれとともに消えた。