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IBM 601

ハードウェア Svenska → 更新: 2026-10-24
詳細情報
開発
IBM
発売
1931年
種別
電気機械式乗算パンチ
後継
IBM 602、IBM 603、IBM 604

掛け算ができるパンチカード機。地味な一歩に見えるが、簿記と計算を分ける一線を越えた。

IBMの最初の30年を支えた集計機は足し算と引き算しかできず、国勢調査や給与計算には十分だった。しかし掛け算は手計算か卓上計算機に頼るしかなく、工学や科学の分野には入り込めなかった。IBM 601はそれを解決した。カードから2つの数を読み取り、リレー式の演算部で掛け合わせ、積を同じカードの空き桁に打ち抜く。1枚入れれば1つ答えが出て、速度は毎秒約1枚だった。

1940年代を通じて約1500台が作られ、保険数理、天体暦、弾道計算といった想定どおりの分野で使われた。ウォレス・エッカートはコロンビア大学の計算研究所をこの種の機械で構築し、カード機器の一室を一つの計算装置として動かせることを示した。602、603、604がさらに発展させ、1948年の604はリレーを真空管に置き換えて、プログラムをプラグボードに載せた。

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