HipCrime
1990年代後半のUsenetに対する、もっとも大がかりな攻撃のひとつの背後にいた偽名。大量投稿と偽造キャンセルメッセージを繰り返した。
1990年代後半、news.admin.net-abuseなどのグループは、HipCrimeの署名が付いた機械生成の投稿であふれた。作者はNewsAgentというツールも公開し、誰でも大量投稿でき、他人の記事を削除するコントロールメッセージを送れるようにした。キャンセルボットが反対側から突いたのと同じ弱点、つまりUsenetがFromの行を信じてしまうことを利用したのである。
HipCrimeはこれらすべてを、スパム対策そのものが検閲の一形態だという証拠だと位置づけた。管理者の多くは、後始末すべき洪水としか見なかった。結果として、NoCeMを含むさらに多くのフィルタ層が生まれ、キャンセルという仕組みそのものへの信頼はいっそう薄れた。