グロンスフェルド暗号
鍵に数字列を使うヴィジュネル暗号。そのため各位置で選べるシフトは10通りしかない。
名前は17世紀のグロンスフェルド伯爵に由来する。鍵は31415のような数で、各桁が対応する文字を何文字ずらすかを示す。1文字ごとにシフト量が変わるシーザー暗号と考えればよい。
魅力は実用面にあった。数字はキーワードより覚えやすく、隠しやすい。代償は、使える換字表が26通りではなく10通りに限られることで、カシスキー検査や列ごとの頻度計数がやりやすくなる。中身は同じ暗号で、選択肢が少ないだけである。