ゴッドレイ
雲や窓、木々の間から差し込む光の筋。光が空気中の粒子に散乱して見える現象で、ほぼ純粋に雰囲気を作るための照明だ。
気象学では薄明光線(crepuscular rays)と呼ばれ、光が塵や霞に散乱して生じる。リアルタイムレンダリングではこれを疑似的に再現する。手軽で人気のある方法は、太陽の画面上の位置から外向きにかけるポストプロセスの放射状ブラーで、深度バッファを使って遮蔽物をマスクする。Crysis世代に広まった手法だ。より重い方式では、ボリュームフォグの中をレイマーチングする。
この効果にゲーム上の機能はない。純粋な雰囲気であり、だからこそスクリーンショットに映える。2000年代後半のHDRとブルームの時代には、パロディ寸前まで乱用され、しばらくはどの戸口からも神々しい光が差し込んでいた。