フォースクエア暗号
5×5の表を四枚使い、そのうち二枚を鍵語で並べ替えて、二文字ずつ暗号化する。
これもFélix Delastelleの発明である。表は正方形に並べ、左上と右下にはアルファベット順の表、残り二枚には鍵で並べ替えた表を置く。文字のペアの一文字目を左上の表、二文字目を右下の表で探し、その行と列が鍵付きの表で交わる位置から暗号文を読み取る。
プレイフェア暗号と比べると、二文字が同じ行にある場合の特別扱いがなく、同じ文字が連続しても詰め物は要らない。ただし安全性は同種で、ペアの種類は625通りしかなく、一文字ずつでなくペアで頻度分析をすれば、暗号文が少し多いだけで解ける。前身に対する最大の進歩は、使っていて腹が立ちにくくなったことだろう。