Fairchild F8
詳細情報
- 製造元
- Fairchild Semiconductor
- 種類
- マイクロプロセッサ(8ビット)
- 発売
- 1975年
1975年登場のフェアチャイルドの8ビットマイクロプロセッサ。カートリッジ交換式として初のゲーム機、チャンネルFの頭脳だった。
F8は変わったマルチチップ設計だった。プロセッサ本体のチップ(3850)にはアドレスバスがなく、アドレス指定とプログラムメモリは3851などの別のサポートチップが担う必要があった。単体では役に立たず、セットで初めて動いた。Mostekがセカンドソースとして3850の名で製造し、のちに1チップ版の3870も供給した。
歴史上の位置づけは、1976年のFairchild Channel Fにかかっている。ROMカートリッジを交換できる初のプログラマブルなゲーム機で、取り外せるゲームという発想ではAtari 2600に先んじた。この構想全体が、サポートチップの一団なしにはろくに動かないプロセッサにぶら下がっていたことが、時代をよく物語っている。