フェアチャイルド・セミコンダクター
詳細情報
- 創業者
- 「裏切り者の八人」(ロバート・ノイス、ゴードン・ムーアらを含む)
- 設立
- 1957年
- 所有者
- フェアチャイルド・カメラ・アンド・インストルメント(創業時)
集積回路を実用化し、そのうえ自社の人材でシリコンバレーの半分を育てた半導体メーカー。
1957年、8人の研究者がウィリアム・ショックレーの研究所のやり方に愛想を尽かして飛び出した。ショックレーは彼らを「裏切り者の八人」と呼んだ。資金を出したのは、シャーマン・フェアチャイルドのカメラ・計測機器会社だ。ジャン・ホルニのプレーナープロセス(1959年)でトランジスタを平らなシリコン層に作れるようになり、ロバート・ノイスがそれをモノリシック集積回路へ発展させた。ムーアの法則の起源となる1965年の論文は、ゴードン・ムーアがフェアチャイルドの研究開発部長のときに書いたものだ。
利益は親会社が持っていき、人材は出ていった。ノイスとムーアは1968年にIntelを創業し、翌年にはジェリー・サンダースがAMDを興した。こうして生まれた企業群は今も「フェアチルドレン」と呼ばれる。フェアチャイルド自体は何度か持ち主が代わり、2016年にON Semiconductorに買収された。