デュアルコンタリング
マーチングキューブと違い、表面の法線を使ってセルの内側に頂点を置くことで、鋭い辺や角を再現できる等値面抽出アルゴリズム。
2002年にJu、Losasso、Schaefer、Warrenが発表した。格子の辺上に頂点を置く代わりに、「双対」格子上でセルごとに頂点を1つ置く。位置は、交差点とその法線に対する二次誤差関数(QEF)を最小にする点である。鍵になるのがエルミートデータと呼ばれる法線で、表面がどちらに傾いているかが分かるため、鋭い辺を丸めずにそのまま再現できる。
マーチングキューブは方向の情報を持たないので、まさにその辺を丸めてしまう。そのためデュアルコンタリングは、角張ったボクセル地形や、立体を切断・結合するCSG演算に使われる。代償として、非多様体のジオメトリが生じうることと、法線データが必須なことが挙げられる。平面版に当たるアルゴリズムも同じ問題を解く。