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dthelp(CDEヘルプシステム)

インフラ Svenska → 更新: 2026-10-23

CDEのヘルプシステム。マニュアルはSGML方言のHelpTagで書かれ、ボリュームにコンパイルされてdthelpviewで表示される。ハイパーリンク、索引、そして「これのヘルプ」を出す疑問符カーソルを備えていた。

CDEのヘルプシステムはHP VUEから受け継いだものだ。執筆者はSGMLベースのマークアップHelpTagでトピック、見出し、リスト、図、リンクを書き、dthelptagでSDL(Semantic Delivery Language)形式のヘルプボリュームにコンパイルする。ボリュームは言語ごとに/usr/dt/appconfig/help/以下へ置かれ、dthelpgenが集めて、フロントパネルの本のアイコン(ヘルプマネージャ)から開くライブラリにまとめた。

プログラマ向けにはMotifウィジェットのDtHelpDialogとDtHelpQuickDialogがあり、ダイアログでF1を押せば該当トピックが開く。「On Item」モードではカーソルが疑問符に変わり、任意のボタンをクリックするとそのヘルプが出た。すべてがハイパーリンク化され、検索・索引付きで、dthelpprintで印刷もできる。HTMLヘルプが普及する数年前の、かなり完成度の高い仕組みだったが、振り返れば独自形式用のブラウザそのものだった。それが運命も決めた。どのデスクトップでもHTMLが描画できるようになると、HelpTagを覚える理由はなくなり、GNOMEはDocBook、KDEはHTMLを選んだ。コードは自由版CDEにまだあり、今もコンパイルできる。

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