DSSI
詳細情報
- 開発者
- Chris Cannam、Steve Harris、Sean Bolton
- 公開年
- 2004年
- 種類
- プラグイン規格
- 後継
- LV2
Disposable Soft Synth Interface。LADSPAを土台にしたLinux向けソフトウェア楽器の暫定規格で、のちにLV2に取って代わられた。
LADSPAは音声の入出力はできたが、「音符」という概念を持たなかった。2004年に登場したDSSIは、そこにALSAシーケンサ形式のMIDIイベントを受け取る関数とプリセットのサポートを加え、シンセサイザーに必要な部品を補った。作者の一人であるChris Cannamは、シーケンサRosegardenの開発者でもある。名前の「disposable(使い捨ての)」は、長く使われる規格ではないという正直な自己申告だった。
変わっているのはUIの扱いで、プラグインのエディタは別プログラムとして動き、ホストとはOSCで通信する。GUIが落ちてもオーディオエンジンは巻き込まれないという利点があるが、設定は面倒だった。2008年に統一的なメタデータと拡張機構を備えたLV2が登場すると、開発者はそちらへ移っていった。この名前は結果的に予言になった。