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DMAリクエスト

ハードウェア Svenska → 更新: 2026-11-04

周辺機器が DMA コントローラに送る、「回収すべきデータがある」あるいは「まだ受け取れる余裕がある」という合図の信号。

DMA コントローラはデータを運ぶが、いつ運ぶべきかは知らない。それを知っているのは周辺機器の側だ。UART が1文字受信した、ADC が変換を終えた、といった時点でリクエストを出し、コントローラが転送を行って応答(アクノリッジ)を返す。PC の ISA バスでは、これは文字どおりの配線で、DRQ と DACK として Intel 8237 につながっていた。サウンドカードには IRQ と DMA チャネルの両方が必要で、1990年代に Sound Blaster を取り付けた人なら BLASTER=A220 I5 D1 の一行を覚えているだろう。D1 が DMA チャネル1である。

マイコンでも考え方は同じで、それがチップ内部に収まっているだけだ。各チャネルは1つ以上のリクエスト元を待ち受け、新しめの STM32 には任意のリクエストを任意のチャネルに振り分ける DMAMUX がある。よくあるバグは、設定はすべて正しいのに、周辺機器側でリクエストの発行を有効にし忘れていること。その場合、何も起きない。実に確実に。

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