DLT(Digital Linear Tape)
詳細情報
- 開発者
- DEC
- 登場
- 1984年
- 種別
- テープ規格(1/2インチ)
- 所有者
- Quantum
- 後継
- SDLT
リニアサーペンタイン記録を採用した1/2インチテープ規格。1990年代のサーバーバックアップを支配したが、LTOに取って代わられた。
DLTは1980年代半ばにDEC(VAX向けのTK50)で始まり、リニアサーペンタイン記録を使った。ヘッドがテープの端から端まで一本のトラックを書き、終端で折り返して逆向きに次のトラックを書く。これを数十往復繰り返す方式だ。1994年にQuantumがこの技術を買い取り、部門サーバーの標準にした。DLT-IVは非圧縮で40 GBを保持した。
後継のSuper DLT(SDLT)は容量を伸ばしたが、2000年代半ばに公開規格のLTOとの規格競争に敗れた。DLTが独自規格だったのに対し、LTOは3社が支えたのが理由である。ハブが一つで巻き取りリールを内蔵した独特のカートリッジは、すっかり見かけなくなった。