リニア・サーペンタイン記録
テープ上に直線のトラックを、畑の端で折り返す鋤のように長手方向に往復させて書く方式。QIC、DLT、LTOの基盤である。
リニア・サーペンタイン記録では、ヘリカルスキャンのように斜めではなく、トラックがテープに沿ってまっすぐ走る。ヘッドは1本(または並列の一群)のトラックを端から端まで書くと、わずかに横へ移動し、次のトラックを逆方向に書いて戻る。これを数十から数百の「ラップ」にわたって繰り返す。名前は、トラックの並びがテープ幅の中を蛇行する様子に由来する。
ヘリカルスキャンに対する利点は、回転ヘッドドラムのない単純な機構で、摩耗が少なく耐久性が高いことだ。アーカイブ用途に向いている。現在のLTOドライブは1本のテープに数百本の並列トラックと数千のラップを持つ。任意のファイルへのシークは適切なラップと位置を計算することになり、テープのアクセス時間がミリ秒ではなく秒で測られる理由でもある。