CTCP
通常のIRCメッセージの中に隠れたプロトコル。クライアント同士がユーザーの知らぬ間に会話できる。
Client-To-Client Protocolは普通の PRIVMSG として運ばれるが、本文が 0x01 バイトで挟まれている。サーバーには区別がつかず、受信側のクライアントがこの囲みを見つけて自動で応答する。VERSION は相手のクライアントの種類を尋ね、PING は遅延を測り、TIME は時刻を返す。誰もが使うのは ACTION で、/me が実際に送っているものだ。
CTCPはRFCにならず、90年代初頭の非公式なドラフトのまま生き延びたため、クライアントごとに解釈が少しずつ違った。DCCのハンドシェイクも運んでいた。問題は、クライアントが誰からの問い合わせにも答えてしまうことだ。数十のボットが一斉に問い合わせ、返信しすぎた被害者が切断されるCTCPフラッドは、定番の攻撃になった。