Crinkler
Windowsのイントロを丸ごと4096バイトに収めることを現実的にした、圧縮機能つきのリンカー。
Crinklerは2000年代半ばに登場し、作者はMentor(TBC)とBlueberry(Loonies)。リンクしてから圧縮するのではなく、Visual Studioのリンカーそのものを置き換え、リンクの工程の中で圧縮する。そのおかげで、展開ルーチンをヘッダー内に潜り込ませた切り詰めたPEファイルを出力でき、セクションを圧縮しやすい順に並べ替えることもできる。
圧縮方式はコンテキストミキシングで、複数の統計モデルが次のビットをそれぞれ予想し、その予測を混ぜ合わせる。圧縮は遅く、展開もはっきり遅いが、4kの部門では1バイトが1秒よりはるかに価値を持つ。Crinklerは事実上Windowsの4kの必須ツールとなり、自己展開するコードを原則として怪しむアンチウイルスソフトからは、同じくらい確実に検出される。