相関電力解析
鍵を1バイトずつ推測し、どの推測が計測波形に合うかをピアソンの相関係数に判定させる電力解析。
Éric Brier、Christophe Clavier、Francis Olivierが2004年のCHESで、DPAをより鋭くしたものとして発表した。攻撃者はリークモデルを仮定する。通常は、消費電力が中間値のハミング重み(レジスタが上書きされる場合はハミング距離)に比例するというものだ。そして候補となる鍵バイトごとに予測消費電力を計算する。計測波形ともっともよく相関する推測が、ほぼ確実に正解である。
AESなら、第1ラウンドのSボックス出力を狙えば足りる。1バイトにつき256通り、16バイトで終わりだ。テンプレート攻撃と違い事前のプロファイリングが不要なため、スマートカードやHSMを認証する試験所の主力手法になっている。