カイ二乗検定
観測された文字数と期待される文字数を比べ、ある文章が特定の言語に似ているかどうかを判定する統計的検定。
カイ二乗検定は、1900年にカール・ピアソンが、観測された度数が期待値からどれだけずれているかを測る一般的な方法として示した。暗号解読では、暗号文の文字分布を既知の言語の分布と比較するのに使う。値が小さければ言語の分布に近く、大きければ似ていない。
ヴィジュネル暗号に適用すると、鍵の候補に順位をつけられる。可能なシフトごとに、復号結果が英語にどの程度合うかを測り、最も値の小さいものが有力な鍵を指す。頻度分析を洗練させる手法だが、長い文章ときれいなデータが必要で、短い文では当てにならない数字しか出ない。