Cakewalk
Windows界で最もしぶとく生き残ったDAW。1987年のMIDIシーケンサーが、4度の持ち主交代と1度の開発終了を経て今も続いている。
1987年、ボストンのTwelve Tone SystemsがMS-DOS用のMIDIシーケンサーとしてCakewalkを発売し、のちに社名にもなった。SteinbergやEmagicのソフトがAtariとMacで育ったのに対し、CakewalkはPCの生え抜きである。エフェクトはVSTではなくMicrosoftのDirectXプラグインで構築され、2001年に主力製品はSONARと改名された。
2008年にローランドが過半数の株式を取得し、2013年にギブソンが引き継いだが、2017年11月に開発は打ち切られた。2018年にシンガポールのBandLabが残された資産を買い取り、「Cakewalk by BandLab」として無料配布した。商用DAWの第二の人生としては異例である。数年後には旧名のSonarで再び有料ソフトに戻り、無料時代を満喫していたユーザーの一部をあまり喜ばせなかった。