ビットマップフォント
数式による輪郭ではなく、描画済みのピクセルの升目として保存されるフォント。想定サイズでは高速かつ完璧だが、拡大した途端にぼやける。
ビットマップフォントは、描画済みのグリフを格子状に並べただけのもので、多くはスプライトシートにまとめられ、各文字の位置と幅を記した表が添えられる。文字の描画は該当するセルをコピーするだけなので軽く、挙動も予測しやすい。そのため端末や初期のGUI、ゲームで標準的に使われてきた。
代償は解像度である。描かれたサイズでしかくっきり見えず、拡大するとギザギザになる。この問題を解決したのがTrueTypeなどのアウトラインフォントで、さらに符号付き距離場のおかげで、ゲームでも小さなテクスチャ1枚から鮮明で拡縮自在な文字を描けるようになった。ゲームでは、グリフをハードウェアスプライトとして描いたり、アトラスの参照で描いたりすることも多い。