All Your Base Are Belong To Us
1991年の日本製メガドライブ用ゲームの雑な英訳から生まれた一文。10年後、インターネット初の本格的な画像ミームになった。
ゲームは『ZERO WING』(日本では『ゼロウィング』)で、冒頭のデモは敵にプレイヤー側の基地を奪われたことを説明するはずだった。ところが翻訳は文法的にありえない英語になりながら、完全に意味が通じてしまった。引用されやすい条件がそろったわけである。数年間、そのスクリーンショットはSomething Awfulなどのフォーラムで出回り、2001年2月に転機が訪れる。看板や商品包装、世界各地の名所の写真にこの文を貼り付け、テクノのリミックスに乗せたFlashアニメだ。以後、この句は落書きや大学の掲示板、ニュース番組にまで現れた。どのプラットフォームの後押しもなく、ジョークが世界に広まった初めての例である。