ASCC運用マニュアル (A Manual of Operation for the ASCC)
詳細情報
- 作者
- ハーバード計算研究所、主にグレース・ホッパー
- 発表年
- 1946
- 種別
- マニュアル
機械に意図どおりの動作をさせる方法を説いた1946年の500ページ。その言葉が生まれる前に書かれた、世界初のプログラミングマニュアル。
ハーバード・マークIは1944年に完成し、作った人々以外にも説明する必要が生じた。その結果が、1946年刊行のAnnals of the Computation Laboratory of Harvard University第1巻である。500ページを超える機械の記述、回路図、コード穴の表、そして本当に新しかった部分として、問題を制御テープに落とし込む実例が収められた。序文はハワード・エイケンが書いたが、本文の大半はグレース・ホッパーと研究所のスタッフの手による。
画期的なのは、コーディングを電気工学の脚注ではなく、独自の規則を持つ技芸として扱ったことだ。計算をどうステップに分解するか、途中結果をカウンタのどこに置くか、実行前に設定をどう検査するかが説かれている。2年後にはFirst Draftがコンピュータとは何かを定義することになる。この本は、それより前に、プログラマーとは何をする人かを定義していた。