Zsh
1990年にポール・ファルスタッドが書いたUnixシェル。名前は同僚のユーザー名「zsh」に由来する。2019年のmacOS Catalinaから、AppleはGPLv3を避けるためBashからZshに切り替え、Macの標準シェルになった。
スクリプトではBashとほぼ互換だが、対話利用の使い心地はまるで違う。補完機能はプログラム可能で各コマンドのオプションまで理解し、グロブは再帰もファイル属性による絞り込みもでき(ls **/*.js(.m-7))、スペルミスの訂正も提案してくれる。プロンプトにはほぼ何でも入れられる。2009年に登場したOh My Zshがテーマとプラグインをまとめて配ったことで普及が進んだが、起動は目に見えて遅くなった。競合はどこにでもあるBash、初期設定が優れるがPOSIX非互換のFish、テキストではなく構造化データを扱うNushellである。