ゾンビプロセス
すでに終了しているのに、終了ステータスを誰も回収していないプロセス。死んでいながらプロセステーブルの枠を占有し続ける。
プロセスが終了すると、メモリはすべてただちに解放される。残るのはPIDと終了コードだけのエントリで、親が wait() を呼んで値を読み取るのを待っている。読み取られて初めてエントリは消える。ps では状態が Z または defunct と表示される。
ゾンビが1つだけなら無害で、すぐ消える。問題になるのは、親がステータスの回収を忘れたまま子を生み続ける場合で、プロセステーブルが埋まり、新しいPIDが確保できなくなる。親が先に死ねば子はinitに引き取られ、自動的に回収される。アプリケーションがその役割を想定せずにPID 1として動くコンテナではこの仕組みが欠けるため、tini のような最小限のinitがよく追加される。