Yodlee(ヨードリー)
詳細情報
- 公開年
- 種類
- アカウントアグリゲーション
- 公式サイト
- yodlee.com
アカウントアグリゲーションの古参。銀行がAPIを提供するずっと前から、利用者本人の認証情報でログインして他のアプリ向けにデータを集めていた。
Yodleeは、ドットコム・ブームのさなかの1999年にカリフォルニアで創業した。発想は、すべての口座を一か所で見せるというものだ。手法はスクリーンスクレイピングで、利用者がIDとパスワードを渡すと、Yodleeのボットがネットバンキングにログインして画面を読み取る。銀行がデザインを刷新するたびにパーサーが壊れた。それでも同社は、初期の家計簿アプリや資産管理サービスの裏側を支える存在になった。
2015年にEnvestnetがYodleeを買収した。同じ年、副業にも目が向けられた。小売企業の売上を四半期決算の前に把握したい投資家に、匿名化した取引データを売っていたのである。利用者は払わないが、その銀行明細が代金になる。このモデルは、オープンバンキングの規則が明示的な同意を求め、認証情報の共有を排除しようとする大きな理由の一つとなっている。