アカウント情報サービス(AISP)
PSD2が定めた、顧客の同意を得て他行の口座を読み取れるが、1円も動かせない事業者の役割。
アカウント情報サービスプロバイダーは、銀行のAPIから残高や取引履歴を取得し、顧客本人または顧客が使うサービスに表示する。典型例は、すべての口座をひとつの画面にまとめる家計簿アプリ、給与明細の代わりに給与の入金を直接確認する貸金業者、明細を自動で取り込む会計ソフトなどである。
読み取り専用であるため、フルライセンスではなく登録で足りる。ただし職業賠償責任保険への加入は必須だ。同意は強力な顧客認証を使って定期的に更新しなければならない。当初は90日ごとで、面倒さのあまりアプリを辞める利用者が出るほどだったが、2023年から180日になった。ストックホルム発のTinkがよく知られた例である。