xwd
X Window Dump。X11に付属するスクリーンショットツールであり、他の誰も欲しがらなかった独特の画像形式でもある。
xwdを実行するとポインタが十字になり、ウィンドウをクリックするとそのピクセルが標準出力に出る。xwd -rootはルートウィンドウ全体を取り、兄弟のxwudがファイルを再表示する。形式は基本的にXサーバ自身の画像構造にヘッダ(深度、幅、高さ、バイト順、カラーマップ)を付けただけで、圧縮は一切ない。
XWDファイルを読むソフトはほとんどないため、定番の呪文はxwd -root | convert xwd:- screen.pngになり、実際の変換はImageMagickやnetpbmに任された。1980年代からXの一部であり、今も動く。ただしWaylandでは、あるクライアントが別のクライアントのピクセルを読むことが許されず、それがそもそもの狙いだった。