xtrlock
何も隠さないX11用ロック。画面は見えたままで、ポインタが南京錠になり、パスワードを入力するまで何も反応しない。
イアン・ジャクソンが1993年に書いたxtrlockは、xlockの正反対だ。フラクタルも黒い画面もなく、キーボードとマウスをグラブしてカーソルを小さな鍵に替え、ユーザーのパスワードを待つだけ。コーヒーを取りに行く間もビルドやログを見えたままにし、しかも誰にも端末へ入力させたくない研究室やオープンオフィスに向いている。
安全性はすべて、グラブがあらゆる入力を覆うことにかかっているが、Xでそれを保証するのは見かけより難しい。2016年には、xtrlockがXInput 2のマルチタッチイベントを遮断していないことが判明し、タッチスクリーンならつついて突破できた。プログラムは小さく、午後一つで読み切れる。それが今も最大の長所である。