グラブ(X11)
詳細情報
- 公開年
- 2011年
- 種類
- コミュニケーションプラットフォーム(CPaaS)
どのウィンドウにフォーカスがあるかにかかわらず、Xクライアントがポインタやキーボードの入力をすべて自分に向けさせることである。
Xプロトコルは、アクティブグラブとパッシブグラブを区別する。アクティブグラブ(XGrabPointer、XGrabKeyboard)は即座に有効になる。開いているメニューがポインタをグラブするのはその例で、メニューの外をクリックしてもメニューに届き、メニューが閉じる。パッシブグラブ(XGrabKey、XGrabButton)は特定のキーやボタンを待ち伏せるもので、ウィンドウマネージャーがグローバルなショートカットを捕まえる方法である。XGrabServerは最も強力で、他のすべてのクライアントを凍結させる。
このモデルは、クライアント同士が信頼し合うことを前提にしている。キーボードをグラブしたままハングしたプログラムは、デスクトップ全体を固まらせる。誰かがすでにグラブを持っていると、XScreenSaverのようなスクリーンロッカーはロックできない。任意のクライアントがキーボードを盗聴できることは、Waylandが作られた具体的な理由の一つだった。